第1章 ホームページ作成にあたって

1-1. ホームページとは

ホームページとは、インターネット上で使われる WWW (world wide web) 上に提示する画面をいいます。
狭義としては、いわゆるウェブページにおいて最初に閲覧されることを意図したページをいいますが、広義としては、「ウェブページ」そのものをいいます。 当コーナーでは、後者のウェブページを指しています。
ホームページを作成するには、一般的には「HTML言語」を駆使してWWW向けの閲覧画面を作成します。
ホームページの閲覧
ブラウザ
(1) HTMLを要求
WWWサーバ
(2) HTMLを送信
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1-2. ホームページの作り方

ホームページを作るには、具体的にはどのようにしたらいいのでしょうか?
以前は、HTML言語を理解した上で、HTMLタグを1つ1つ打ち込んで作成していましたが、時代とともに、その作成方法も進化して来ました。 大まかには、次の3つの方法があります。
1. HTMLタグを手打ちして作成する (古典的)
HTML言語を理解して、HTMLタグをテキストエディターへ打ち込んで作成する方法があります。 玄人向けの方法で、時間は掛かりますが、微調整を含めて細かく作成できます。
2. ホームページ作成ソフトを使って作成する (中級・上級向け)
ホームページ作成ソフトを使った方法で、最も一般的と思われます。 有名なソフトとしては、素人向けには「ホームページビルダー」が、中級者やプロ向けなどには「Dreamweaver」などが有名です。 その他、フリーの作成ソフトも多くあります。
3. WEB上のホームページ作成サービスを利用する (初級向け)
初心者にはおすすめの方法です。HTMLを理解しなくとも、デザインを見ながら視覚的・感覚的に作成できます。 本コーナーでは、「ホームページ作成サービス」として有名な Wix.com を利用した無料ホームページの作成方法をご紹介します。
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1-3. 目的をはっきりさせよう

ホームページは、情報発信の場ですので、作成・公開するにあたっては「目的」をはっきりさせましょう。 ホームページで成果を出している人は、ホームページの目的を明確にしています。
一般的には、次のような作成・運営のための目的が考えられます。
1. 情報提供型
実店舗を運営していて、その紹介ページとして作成する。
特に最近では、「企業売上に直結するホームページ」の作成と運営を求められているようです。
2. ECサイト型
ネットショップの運営として作成する。
ネット上で商品を販売するにあたって、小資本で効率的に運営することができます。
3. ブログ型
個人での情報発信。日記タイプ。
写真や動画等を駆使して、手軽に身の回りのことなどを情報発信します。
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